40歳以下の若者で直腸がんが増加(米国)
Increasing incidence of rectal cancer in patients aged younger than 40 years..
New York- Presbyterian Hospital/Weill Cornell Medical CenterのMeyer博士らは、Surveillance, Epidemiology, and End Results (SEER)のがん登録データを用いて、レトロスペクトルなコホート研究を実施し、米国の40歳以下の患者で直腸がんが増加していることを見出した。博士らは、1973年と2005年の間に結腸がん、直腸がん、及び直腸S状部がんと診断された40歳以下の患者7,661例について結腸がんと直腸/直腸S状部がんの時間経過における発生率の変化を調べた。結腸がんの年間変化率は-0.2%であったが、直腸がんは2.6%と増加(p<0.0001)であった。また、直腸S状部がんは2.2%とこれも増加(p<0.0001)を示したが、S状結腸がんは0.4%、下行結腸がんは-2.8%であった。直腸がんと直腸S状部がんの発生率の曲線の傾きの時系列解析から増加の開始が1984年であることも分かった。博士らは、40歳以下の患者で、直腸出血又は他の注意すべき兆候や症状を示している患者は、今回の知見を念頭において診断するべきであると結んでいる。
[Cancer, published online August 23, 2010]
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